書くことがなくてしんどい-書くのに大切な編集者マインドとは何か-【書評:書くのがしんどい】

書くことがなくてしんどい

誰でも日々の生活の中で何度も書く機会は訪れますよね。

ビジネスパーソンであれば、日々の社内メールや取引先へのメールも「書くこと」にあたります。

学生だとレポートや、友達とのラインも書くことに当たりますよね。

カジュアルな場面からビジネスの場面まで幅広く書くチャンスがあるのに、書くということを改めて学ぶ機会がないという方は多いのではないでしょうか?

私ももちろんその一人です。

kei13

ライティングって言っても何を学べばいいんだろう?

キーワードは「しんどいの克服」です!

文章を書くということには多くの「しんどい」が伴います。

例えば、何を書くか思いつかないという点はしんどいと言えますよね。

いざ、ブログを開設し、文章を書こうってなっても、何を書けばいいか分からないという人は多いと思います。

読者

確かに〜!どうすれば「しんどいを克服」できるかな?
それならこの本がおすすめだよ!

kei13

こんな人は読むべき!

kei13

この本はこんな人におすすめだよ!
  • ブログを書き始めた人
  • 何を書けばいいかわからない人
  • 書くネタがなくて困っている人

kei13のレビュー

書くのがしんどい/竹村俊助
読みやすさ
(4.0)
面白さ
(4.0)
実用性
(5.0)
学び
(5.0)
おすすめ度
(5.0)
総合評価
(4.5)


書くことがないという人の共通点

読者

アウトプットが重要なのはわかったけど、書くことがないんです。。

「書くことがない」と悩む人には共通点があります。それは「自分のこと」を書こうとしていることです。

自分の中にコンテンツがないとだめだ、と思っているのです。

しかし自分の中に「何か」がなくても発信はできます。

自らコンテンツを生み出そうとするのではなく、まずは他人のこと、周りのことを発信しようとすればいいのです。

-書くのがしんどい

日々の生活の中で、多くの人と関わり、出来事があり、何かしらの刺激を受けているはずです。

まずはそのような「自分の外側」のことを「自分はどう思ったか」ということを伝えていくことも立派な発信で、「書くこと」になります。

現に今ぼくが発信している内容も、本という自分の外側にあることを、kei13というフィルターを通って、体験や面白いと感じた点を発信しています。

書くことは「自分のこと」に限定した話ではないということを強調しておきます。

MEMO

書くことがない人の共通点は「自分のこと」を書こうとしていること。

編集者マインドと作家マインド

自分の中にあるものから何かを書くことを、本書では「作家マインド」と説明しています。
文字通り作家は自分の作品を生み出すという言葉からも、自分の中にある考えを外に出す行為が、書くことに当たります。

書くということを考えた際に、誰もが作家マインドになっていると思います。

自分の中から書くものを出そうとするから、書くことがなくてしんどいという状態になるのです。

ここで考えたいのは、書くことは作家だけの特権でしょうか?

きっとそんなことはないとすぐに分かるはずです。
ネットにあふれるニュースやSNS、今書いているブログも、誰かが書いたからこそ存在しています。

そしてきっと書いた人は作家だけではないのです。

例えば、メディアはどうでしょうか?

メディアに関しても、著名な方へのインタビューを通して、世に記事を出す立派な書く仕事になります。

つまり、作家マインド以外にも、書くことに必要なマインドはありそうです。

「書けない」という人は「作家マインド」ではなく、「編集者マインド」に切り替えることをオススメします。

作家は訴えたいことが自分の中にないとうまくいかないかもしれませんが、編集者は「誰かに伝えたい」という思いさえあればいいのです。

-書くのがしんどい

みなさんは、自分の人生が雑誌だとすれば、皆さんはその編集長という非常に素敵な言葉も本書に添えられています。

「自分の人生の編集長」

あなたの人生をどう編集してどう伝えていきますか?

唯一無二の存在である「あなた」を通して発信することに意味がある。

「どういうフィルターを通ったか?」「どういう人が伝えたか?」「情報に対してあなたがどう感じたか?」、そこが重要なのです。

-書くのがしんどい

MEMO

作家マインドから編集者マインドに切り替えてみよう!

 

取材マインドの重要性

なにかをアウトプットするためには、どれだけインプットするかが重要になります。

逆にいうとインプットした数だけ、アウトプットは可能だと言うこともできます。

そのインプットした情報を何もしないままだと、ただのインプットに終わってしまいます。

例えばラーメンを食べた場合だと、

ラーメン食べたよ!おいしかった!

kei13

こんな感じだと、人に読んでもらうためのアウトプットにはならなさそうです。

そのラーメン屋には、「人生は濃厚なスープ」という格言が貼ってあった。
なぜラーメン屋は格言が好きなのだろう。

kei13

このように「ラーメンを食べた」という体験を、自分の中で昇華させ、アウトプットしていくということが面白い文章を書くための基礎だといえそうです。

取材マインドを持てば、ラーメン屋の選び方も変わってくるかもしれませんね。

いつものラーメン屋ではなく、商店街のラーメン屋気になるから行ってみよう!

kei13

取材マインドは、書くことには不可欠なマインドだと言えそうです。

取材マインドを持って町を歩いたり、誰かと話したり、フィジカルに動くからこそ、書くことが自然に溜まっていくのです。

-書くのがしんどい

MEMO

取材マインドを持とう!

終わりに

いかがでしたでしょうか?

書くことは、日頃何度も行っている行為になりますが、改めて書こうとすると、何度も壁に当たると思います。

その中でも今回は「書くことがなくてしんどい」ということを中心にお伝えしました。

書いているのは本の中の内容ですが、kei13というフィルターを通して感じたことをもっと書いていきたいと思わせてくれる本でした!

また他にも面白い内容があったので、別の機会にご紹介させていただきます!


kei13

最後までお読みいただきありがとうございます!

それでは。

kei13

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